健康的な食生活を送るには、食べる人の年齢や性別、1日の運動量に合わせて適切なエネルギーを摂取したり、主食や主菜、副菜といった様々な料理を組み合わせたりしてバランスの良い献立を作ることが大切です。
なお、6歳から9歳の子どもの場合、1日に摂取するべきエネルギー量は、大体1400から2000キロカロリーとされています。さらに10歳から11歳の男の子は約2200キロカロリーが必要になるとされていますが、同じ年齢の女の子は1400から2000キロカロリーが適切なエネルギー量だと考えられています。
なお、1日の運動量が多い場合はそのぶん必要となるエネルギー量も増大するため、それぞれの生活に合った食事を用意しなければなりません。
さらに多彩な栄養素をまんべんなく摂取するため、米やパンなどの主食に加え、魚や肉などの主菜、野菜やきのこを使った副菜なども積極的に食べておきたいところです。
どの料理をどれぐらい摂取すれば良いかは、その人の年齢や病気の有無などで細かく違ってきます。1日に必要なエネルギー量が2200キロカロリーである人の場合、主食が5から7SV、主菜が3から5SV、副菜が5から6SVが適切な量となっています。
ちなみにこのSVは、料理の分量を表すサービングという単位のことです。
この3つのカテゴリの料理以外にも、牛乳やチーズなどの乳製品、果物類、水などの飲み物も摂取することで、さらに多くの栄養素を体内に摂取することができます。食べすぎにならないように注意して、健康的な毎日を送りましょう。